日本薬科機器協会では、今年度の研修事業の一環として､下記の研修会を開催することといたしました。
日本医療薬学会会頭・三重大学医学部附属病院教授・薬剤部長の奥田真弘氏を講師に迎え、
「薬剤師によるチーム医療の展開と今後の展望」という日本薬科機器協会の会員の皆様にとって時宜にかなった演題にてご講演いただきます。
若手のみならず、多くの会員、社員の皆様のご参加をいただけるよう、お待ち申し上げております。
なお参加料は無料です。

講　　師：奥田　真弘 氏　　日本医療薬学会会頭・三重大学医学部附属病院教授・薬剤部長
演　　題：薬剤師によるチーム医療の展開と今後の展望
少子高齢化社会を背景に、我が国では2025年を目処に地域包括ケアシステムの構築が進められ、医療や福祉における薬剤師の役割にも大きな期待が寄せられている。平成22年の医政局長通知では、「チーム医療において薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有益である」と明記された。日本病院薬剤師会では、Protocol-Based Pharmacotherapy Management（PBPM）を提唱し、施設の事情に応じ医師と共同で構築したプロトコールに基づいて、患者の状況に応じた薬物療法を薬剤師が医師と協働して実践することを推奨している。生産人口が今後急激に減少する中で、多様化する医療ニーズに薬剤師が対応するには、ロボティックスや情報機器を活用した従来業務の効率化やタスクシフティング・タスクシェアリングの導入は必至である。本講演では、医療における薬剤師の役割の現状と今後の展望について、出席者の方々と共有したい。

【東京会場】
日　　時：平成31年1月29日（火）午後6時～午後8時（5時30分受付開始）
場　　所：全国家電会館　5階講堂
〒113-0034 東京都文京区湯島3-6-1 Tel: 03-3832-4291

申込用紙は、こちら